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2010年11月02日

参加して感じたこと

10月31日に参加させていただいたボランティア活動を通じて、

感じたことを思いのままに綴ります。

これを読んでくれた方が、少しでも共感し、

1人でも多くの方がボランティア活動に参加してくれたら嬉しく思います。

参加して感じたこと



「たった1日のボランティア作業で、結構ヘトヘトになった。

 この作業を毎日続けている地元の方達のご苦労は想像を絶する。

 また、早い時期から数日間にわたり参加している方、すごいと感じた。


 10人で10日間かかかる作業があるとする。

 自分がその中の1人だとして、10日間休み無しでするのはとても大変。

 だがもし100人でやることが出来れば1日で終わる。

 少しの時間でも...たった1人でも...そこへ来てくれればものすごく力になる。


 都会では派遣切りにあってしまい寝泊りに困っている若者が溢れ、

 一方奄美では少しでも多くのマンパワーが必要とされている。

 同じフィールドにあげる話ではないのかも知れないが、

 政府などが支援してこのミスマッチを何と出来ないものだろうか。」





「各地区から集まった様々な仕事を持つ方達と班を組んだ。

 それぞれの意見や住んでいる場所の状況などを話すことができ、

 有意義な意見交換の場にもなった。」





「災害の義援金や募金が集まりつつあるとは思うが、

 どのような形で被災者の方へ分配されるのだろうか。
 
 インフラの工事などには税金を使い、

 募金などはダイレクトに”人”に届くといいな。」





「私がお手伝いをしたお宅の場合、おそらく畳だけで20~30畳分、

 それに電化製品や家具、商店に陳列していた商品の損害...

 合わせていくらかかるのだろう。

 あのおばちゃん家に、いつ、どれだけのお金を届けてくれるのだろうか。

 これからの生活が心配でならない。」





「復旧作業はとにかく大量に”水”を使う。

 被災者の方の負担を少しでも軽くするため、

 自治体はしばらくの間水道代をタダに出来ないものだろうか。

 そのあたりの仕組みってどうなっているんだろう。」





「いままでTVや新聞でしか見たことが無かった他の地域の災害。

 今回自分達が住んでいる場所の災害。見えてくるものが全く違う。

 TVなどのメディアは、映像としてインパクトのある土砂崩れの映像や、

 困っている人たちの映像ばかりを流す。

 全国の人から見ると、

 ”ひどいがけ崩れと冠水した道路=奄美大島全体の姿”

 になってしまってないか?

 ほとんど被害も無く営業を続けている地域の飲食店やホテル、

 物産店など観光施設への影響は計り知れない。


 助け合う人々の姿、これから復興していく島の姿も

 もっと映してくれないかなぁ。

 奄美には『結い』の心という素晴らしいものがあるんだから。」







私が行ったあのお宅...

お庭で泥に埋もれていたたくさんの植木たちは、また元気になるだろうか。

今度また時間を作ってあのおばちゃんたちに会いに行こう。必ず。

ケンケン

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Posted by ケンムン  at 01:18 │Comments(0)その他

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